もっとも自転車に乗った一年


どこそこの名所に行きましたとかそういうネタはとくに無いんですけども、グランテックを押し歩いているときに突然通行人から「それ折り畳み? 重さは?」と訊かれるイベントが半月のあいだに二度も発生して、あれはちょっとしたホラーでしたね。「どこぞのYouTuberでも乗ってたのか?」と思ったけどそういうわけでもなさそうだし。

灰色のスタガードフレームで地味なところがグランテックの良さのひとつだと思っていたのに意外と目立つんだということがわかり、まあこれも収穫といえば収穫か。

来年はまずぼろぼろになっているタイヤとサドルの交換っすねえ。


『負けヒロインが多すぎる!』

おとといまではタイトルも知らなかったんですが、なんとなくニコニコ動画のランキングを眺めていたらぽつぽつとこの作品の関連動画が上がっていて、あれもしかして面白いのかなと。原作はガガガなのね、ほーん。

そういえば今季はニコニコがサイバー攻撃でダウンしていたのもあってどんな作品が放送されるのか調べてないんでした。

6話まで一気見。

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第3話、ひょんなことから幽霊部員だった部活の合宿に参加することになり、海へとやってきた主人公。

「若い頃、水着の女子と楽しく遊んだという事実がこの先の孤独な人生を支えてくれるはずだ」
砂浜の上のベッドでくつろぎながら彼はこう独白するんですが、自分も("水着の女子と楽しく遊んだ"に比べたらずっと低レベルのことで)わりと似たようなことを考えて生きてきた人間なのでおおっと。しかしまあ、こういう達観というか諦観というかこそ

「そういうところだよ?」

と言われそうな。それにしてもリボンが多すぎる!

50年前の自転車

ある日某ショップの通販サイトにアップされた中古のランドナー(日常〜小旅行用車)。調べてみると70年代前半に販売されていたものらしく画像ではそれなりに薄汚れているのがわかったんですが、注意深く見てみるとどうも深い傷や酷い錆びは付いてないようで、自分の勘が「これはきっと軽く磨くだけで見違えるやつだぞ」と。思い切ってポチってみました。

到着。

磨けば光ったか? というと、はい。ばっちりでした。50年のうちのほとんどは倉庫かどこかで眠ってたんだろうなあこの自転車。

あとは交換タイヤをどれにするか決めてそれ組み付ければ完成といったところまで来ているんですが、問題が置き場なんですね。わかっちゃいたけど置き場がない! 『置き場がない!』(おきばがない)はあかべぇそふとつぅが2010年5月27日に発売した恋愛アドベンチャーゲームである(Wikipedia)

自転車を室内にあまり邪魔にならない形で保管する方法としては、ラブリコで直立させた木材にバイクハンガーを取り付け空中のスペースへ持っていくというのが定番のようで、ただしメーカー指定の各寸法から許される誤差はわずか"2mm"というシビアさ。

木材はともかく、床―天井の高さを手持ちの道具で誤差なくきっちり測れそうにはないし、それはともかく10kgを超える巨大なもの、やっぱり吊り下げるのはちょっと抵抗が。さてどうするか。