宇宙の戦士

本書の「強化服」という発想はのちのアニメ等に結構な影響を与えたそうなその、影響を受けた作品を観て育ったものだから正直なところそれほど驚くこともなかったのがなんだかのうそんな感じのSF大作ですもしも当時に、何も知らない自分がこの本を読めたの…

おねがい☆ツインズ

いや、結構前に立ち読みしているんですけどね50円で置いてあったからつい手にとってしまったんじゃよぐふぉふぉ。改めて家でじっくり読んでみると、一冊で完結するということで所々ボリュームに物足りなさを感じたんだけどこの本の真髄はアニメ版と比べて…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

ヒトの手によって作られた極めて精巧な模造生物と自然生来の生物とが混在して生活している世界のお話。人間かどうかを判別することが困難な最新型アンドロイドと対峙し、自らの人間性に対し不信感を抱く主人公。そんな構図に特に引き付けられた一冊です。ア…

オランダ妻

じゃなくて、その元ネタを読書中ですしかし寝る

彼岸色画 / 風紅葉落

台湾は ★Midnight Dessert★ さんの東方イラストブック・日本語訳版。https://www.toranoana.jp/mailorder/cot/pagekit/0000/01/42/0000014246/index.html 時に幻想的で、時にかわいらしく。素敵な二冊でした。翻訳も驚くほど違和感なく、紫x毒蜘蛛の話にはぐ…

リリアとトレイズ V 私の王子様〈上〉

時は春休み。例のごとく旅行に出かけることになったリリアとその母アリソンは、列車に揺られ、はるばる北海地方に向けてのんびりーとした時間を過ごしているはずだった。はずだったのだが、しかし。この列車では秘密裏に、なんとも血なまぐさい計画が実行さ…

ちょこっと前の失敗談

よく見るとこれ、左と右でシリーズ違うんだぜ・・・というわけで、アリアを2巻分買ったと思ったらうち一冊がアクアでしたというお話です。別シリーズがあるなんて知りもしなかったので間違えたのも仕方が無いこととは思いますが「アリア(1)アクア(2)…

夏への扉

1970年から2000年にかけての正逆タイムトラベルのお話。21世紀の今に読むと、「この2000年はなんとまあ明るいこと!」と思わずにはいられないハインラインの未来は、けれど、読み終わったときの気分は実に清々しいものなのでした。そして、猫…

高い城の男

アメリカの古物商チルダン、工芸職人のフランク、その妻ジュリアナ。それに日本の官僚田上、ドイツの情報部員バイネスと、複数視点から描かれる「枢軸国が勝利した」第二次大戦後の世界の物語。話自体はわりとすらすら進むんだけど、物語の核といっても良い…

英国出身のSF作家、A・C・クラーク氏が死去

http://www.nikkei.co.jp/news/okuyami/20080319SSXKD016819032008.htmlSF小説を手に取りはじめたのはほんの数ヶ月前からですが、そのきっかけは、某スレッドでアーサー・C・クラークという作者を勧められたこと。新しいクラークファンより、ありがとうご…

フォト五七五―カシャッと一句!

撮影した写真に、五七五を加えてみようという一冊。出演者の方々が皆さん本当に楽しそうな表情をされていて「あー、写真撮りにいきてー」と写真撮りに行ったあとでも思えてしまうのが素敵素敵ですね。フォト五七五―カシャッと一句! (NHK趣味悠々)作者: 板見…

人形つかい

宇宙人ならぬ宇宙ナメクジが地球にやってきた。接触することで人にとりつき、人の意思などお構いなしに行動するナメクジたち。徐々に勢力を広げる彼らに対し人類は決定的な打開策を打ち出せずにいた・・・「俺たちの戦いはこれからだ!」 完――――ソ連が色々と…

シャーリー

読んだのは結構前になります、心が温かくなる一冊。内容は表紙を見れば明らかですが、メイドさん(13歳)の日常を描いたものですね。いやその、自分は単に某翡翠が好きなだけで別にメイド萌えというわけではないのですがあ、いやなんでもないですすいませ…

コーラ吹いた

という書き込みを見て無性にコーラ飲みたくなったけど、我慢、です。画像は昨日から100ページずつ読んでいる表紙がやけにカッコイイ一冊。某電撃程度なら夕食後に軽く一周できるんですが、400ページ超えのSFはさすがに色々とですね。

イルカの島

『海底牧場』(ASIN:415011580X)に次ぐ、クラークのいわゆる海洋SF。夏休みの読書感想用なんかにもってこいの一冊ですね。厚さもそんなに無いですし。しかしリリトレのあとに読むと台詞少ないなあむしろりりとrいやなんでもないですすいません。イルカの…

リリアとトレイズ〈4〉イクストーヴァの一番長い日〈下〉

みょんなことから、王室襲撃犯に人質として捕らえられてしまったリリア。と、彼女を守ることができず、相手の銃弾に倒れてしまったトレイズ。なんだかんだと色々あって事態は丸く収まったのだがさて、物語の核である「長きに渡り眠り続けてきたイクスの秘宝…

リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉

「この年末年始は、イクストーヴァでお過ごしになられてはいかがでしょう」そんなトレイズの誘いを受けて、アリソンとその娘リリアは遠くイクストーヴァの国を目指した。空路でトラブル、続く陸路でもトラブルとまあ散々な道中ながらどうにかこうにか目的地…

リリアとトレイズ〈2〉そして二人は旅行に行った〈下〉

一巻を読んだのが随分前なのでなかなかにおぼろげなのですが、空軍所属の母を持つ少女リリア(自身も飛行機操縦には長けている)と、どこかの国の王子様、という身分を隠してリリアと行動を共にする少年トレイズ(この子も飛行機操縦には長けています)を中…

人類は衰退しました 2

読み終わって無性にクッキー作りたくなった一冊。小学校図書室を目指すどころか逆に遠ざかっていると思われる、なかなか容赦のない内容でしたが、そこがまたいいかんじなのです?人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: …

お茶にごす。 (3)

読みそびれていた二巻と併せて。夏帆の口悪さがだんだん酷くなっているようなのは当方としましては大歓迎ですorzお茶にごす。 3 (少年サンデーコミックス)作者: 西森博之出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02/18メディア: コミック購入: 1人 クリック: 17…

ネコを撮る

ネコを撮る (朝日新書 33)作者: 岩合光昭出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/03/13メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (64件) を見るねこさんとの正しい接し方についてなど。第一には「焦りは禁物」ってことですかねえ。ゲームでいえ…

さらば、ライカ

アナログなカメラとデジタルなカメラについてなど。ライカなんて触るどころか見たことすらない、フィルムカメラといえば『写ルンです』な若造でもわりとすらすら読める一冊ではありました。自分の親くらいの年齢層をターゲットにした本みたいだけれど、そん…

極上中古車を作る方法

極上中古車を作る方法 (別冊CG)作者: 福野礼一郎出版社/メーカー: 二玄社発売日: 2004/06メディア: ムック クリック: 38回この商品を含むブログ (9件) を見るタイトルのとおり、中古車を綺麗に仕上げる作業についてなど。ですが、ロールスロイスという高嶺の…

いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術

いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術作者: 齋藤清貴出版社/メーカー: 草思社発売日: 2006/05/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 11回この商品を含むブログ (10件) を見るアマゾンのレビューにあるとおり、このタイトルを真に受けて撮影テクニック…

華氏451度

華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)作者: レイ・ブラッドベリ,宇野利泰出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1975メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 77回この商品を含むブログ (107件) を見るほとんど全ての、書物という書物の存在が否定された未来世界。50年…

東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity. (1)

ASIN:4048541528ゲームの世界では雑魚キャラとして軽くころころされている妖精さんたちの知られざる、のほほんとした日々についてなど。今回も、長崎の紀伊国屋に入荷された一冊は私がおいしくいただきました。全般に軽いノリで、細かい設定をうんたらかんた…

ぶらぶらと

カメラの返金ついでに本屋徘徊。最近本屋さんに寄ると必ず目に入ってくるのがあれですよ、文庫版『空の境界』。空の境界(中) (講談社文庫)作者: 奈須きのこ,武内崇出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/12/14メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 65回この商品…

最近読んだもの

海底牧場 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clarke,高橋泰邦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (39件) を見る海の広大さについてなどデジタルカメラ2.0作者: 美…

アークエンジェル・プロトコル

メインの二人に、どことなく凛とアーチャーの関係を感じた一冊。適当なこと言いましたすいません。でもほら、ボリュームも負けず劣らず凄いんですって(およそ600ページ)。アークエンジェル・プロトコル (ハヤカワ文庫SF)作者: ライダモアハウス,Lyda Mo…

スキャナ・ダークリー

おとり捜査官フレッド、麻薬中毒者アークター、そして手遅れのブルースへ。主人公の変遷が見ていてなんともな一冊。あとがきによると、作者の体験がかなり反映されているそうな。スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)作者: フィリップ・K.ディック,Phili…