久しぶりにケイゾクを観る

じつに放送当時1999年以来の視聴ですよ(DVD1巻だけ持っていたのでそれに収録されていた1、2話は除く)。

いま見ると事件のトリックにはかなり強引なものがあって、たとえば3話ではマンションフロアの突き当りにある巨大な壁、その手前にもう1枚可動式の壁をぴたりはめ込んで最奥の部屋とその手前の部屋とを誤認させるというのがあるんですが、いやいやそりゃあないだろうと。

でもまあケイゾクの魅力ってあの独特のキャラクター、雰囲気、演出、カメラワーク、そういった部分が大きいんですよね。こんなの多感な中学生が見たらそりゃハマるわ。

最終回11話のラストには劇場版予告。ビルの屋上で柴田が「私は2度は死ねません」と言って首をかしげるシーンは見た瞬間に「あー、これこれ」という感覚が湧き上がってきて、たぶんここ当時ビデオに録画して何度もリピート再生していたんだと思います。

劇場版も当然見に行ったものの、もはや記憶にあるのはギャグシーンで前の方に座っていたカップルが声出して笑っていたことのみ(ぉ