クラシックデジカメとスマートメディア


昔のオリンパス・フジフイルム・東芝あたりのデジカメで採用されていたスマートメディア。今ではなかなかに希少というかメモリサイズの割りにちょう割高なメディアとなり、その反面、対応する機種にはいわゆる名機と呼ばれるものが数多くあってユーザさんを困らせているわけですが、今回私は運良く32MBのカードが刺さった状態のC-2000ZOOM(たとえばセブイレブンの柿ピー程度のお値段)を見つけてですね。フヒヒ。迷う余地などこれっぽっちもありませんでした。

さて、実物を手にして意外とよかったのがデザイン。昨日の今日でなんですが、これまでに手にしたデジカメの中で一番のお気に入りとなりました。あ、画像の後ろ側はそうでもない。ズーム音はガーガーとうるさく、メニューを潜らないと設定できない項目が多めだったりで、実用面ではやや物足りない印象。ですが。

それでもF2.0の明るさを持つレンズは暗い室内で抜群の威力を発揮して、もう些細な欠点なんて気にならなくなります。

古いデジカメは色合いがやけに青味がかっていたりと困る部分も多いのですが(COOLPIX950を横目に)そこらへんはフリーソフトでもRawTherapeeあたりでかなり大胆に編集できますからね。ハードの遅れはソフトの後押しでカバーする也。