ロジクール TrackMan Wheel のマイクロスイッチを交換する


ここのところ市場に続々と投入されている親指トラックボール。その実は、トップセリングであるロジクール M570によく似た外装へちょちょいと機能を付け足し価格は比較的安価に抑えるというもので正直興味をそそられるようなものではないのが残念なのですが、ともあれ。その売れ筋M570の前モデルにあたる機種が画像のTrackMan Wheel。正確には、これの無線版である Cordless TrackMan Wheel の後継機種がM570、ということになります。



曲線が美しいボディは手のひらにすっぽり収まるちょうどいい大きさ。製造終了のしらせは当時トラボユーザーの間で結構な動揺を生んだそうで、それだけ世間の評価が高いのも納得。



で、入手して個人的に残念に思ったのが「クリック音がカチカチうるさい!」。フォローしておくと、カチカチ鳴るのはべつにこの機種に限ったわけではありません。自分が比較対象にしているトラックボールが特別静かなスイッチを採用しているのが原因。
そんなわけで、このトラボのスイッチも静かなもの(他機種から流用。オムロンのD2F-01F)にさくっと交換しました。筐体は底面のねじ4本を外すだけでパカっと開きますが、スイッチ交換にはスクロールホイールを押さえ込んでいるバネを外す必要アリ。ロットによっては多少違いがあるかも。
あとははんだ吸い取り線を使ってスイッチを引き抜き、交換品を改めてはんだづけして終了です。


スイッチ交換の結果、音は静かに、ボタンは軽く押せるようになりました。