日本のアニメではなぜジョークに対していちいち説明するようなセリフが入るのかと

海外では不思議に思われているとかいないとからしいですが(要するに「ツッコミ」の意義がよくわからんってことですね)、自分もそこのところは同様に感じていて、アニメ以外でもたとえば最近の鉄腕DASHとか、ちょっとツッコミ編集が過剰なんじゃないかと気になっていたり。
たとえば今日放送の「グリル厄介」というコーナーでは、TOKIOのリーダー城島さんがいまいちなギャグを放ったあと、同じくギャグ担当のライバル(?)静岡大の加藤先生が「今のギャグはどうなんだぁ?」という風なすごいしかめっ面をするという場面があったんですが、その後画面一杯に映し出されたのは、黒背景に白文字で『「それ、面白いですか?」』。
先生のあの表情だけで城島さんのギャグの出来に首を傾げているのは一目瞭然なのに、どうして編集で彼の心の内をわざわざセリフに起こして付け足す必要があるのか。あんなのは無粋というもので、無い方が先生の表情が活きて面白かったと思うんです。
DASHにかぎらず、テレビ番組のテロップ多用はそろそろやめにしていただけないものか……まあ、なかなか減ってはいかないんでしょうね。