ウルフ・カウンタック

テレビCMでみかけるデアゴスティーニ社のアレ。購入する気は全く無いが、なんとなく手元にある輸入車雑誌『Rosso』に掲載されている実物の写真とデ社のサイトで公開されている模型の写真とを比べてみたところ、なるほどよく再現されているように見えた。敢えて言うと、ヘッドライト下に貼られた「rallye racing」のステッカーの縮尺が明らかにヘンだとか、一部銀色の部品が黒色で塗られていたりだとか、素人目にはその程度。まあ全80号(通常価格 1,790円)にわたる雑誌付録であることを考えると、ちょっと以上に気になってしまうのが正直なところだけど。



ちなみにこのステッカー。かつてドイツで出版されていた雑誌「rallye racing」が取材、撮影をする際に貼り付けたんだそうで、たしかに画像検索してみるとステッカーが貼られる前の写真も出てくる。また、日本上陸後にも映画撮影の際に剥がされるや、その後オーナーの手によって再び貼り直されたりといった紆余曲折をたどったんだそうな。自分なぞは「工場から出荷されたときには付いていなかったんだし、模型化にあたって付ける必要は無かったんじゃ」と思ったりするのですが、スーパーカー世代の方にとってはこの形こそが子どもごころにあこがれたウルフ・カウンタックなのでしょうね。