坂を取るか平地を取るか

現在「前45T + 後11-34T」というギア構成で走っている JEEP Birdy。よほど酷い坂(県内一といわれる「変電所の坂」とか)でなければ越えられる安心感がある一方、車道走行時の「回せなさ」がだんだん気になってきました。スローペースで走っていても、道がわずかに下り気味になろうものならもう余裕がない。ペダル空回り。悲しい。

坂を取るか平地を取るか。諸悪の根源(?)はBD-1にチェーンリングが1枚しか付かないことなので先人の中には改造してチェーンリングを2枚に(いわゆるフロントダブル化)した方もいらっしゃるんですが、この仕様はこの仕様でチェーンが外れやすいとかなんとかいう話があって、うーん。

と、そんなこんなでいつものようにサイクリーの通販サイトを眺めていると、ダブルガード付きの54Tチェーンリングを発見。デザインからしプジョー・パシフィック18、最近だとアレックスモールトンのTSRという車種に付いてるものと同じやつでしょう。

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購入→開封。わずかに傷がある程度で新車取り外し品っぽい。これが状態ランクDという謎。

さて、この54Tを導入すると、現在の仕様から一番軽いギアがほぼ消えて無くなる計算になります。いわば「ローギア縛り」。これでいつもの山坂道が登れるのかどうかなかなか微妙なところですが、まあダメならひと回り小さい52Tにでも変えればいいかと。ガードはたぶん流用できるでしょうし。

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追記:このチェーンリングとガード特殊でした。歯は(おそらく装着車のチェーンラインの関係で)片側に寄って付けられていて、ガードの縁部分もその分結構な出っ張りあり。