『ウイングマン (1)』 桂正和

ウイングマン
ひょんなことで興味がわいて読んでみることになったウイングマン。ジャンプでの連載開始が1983年ということで、自分の生まれる前から描かれていたいわゆるヒーロー物ってやつです。
ジャンプとかマガジンとか立ち読みすらしないひとなので、同じ棚をみて「あ、この人この漫画描いてたひとなのかー」と驚いたりしたわけですが、内容は本当にヒーロー物です。もっといえば、ヒーローに憧れる少年によるヒーロー物。あることがきっかけで、憧れが唐突に現実となるわけですな。
で何が面白いって、この漫画、普通の少年が突然ヒーロー(ほぼ自称)になったがために、実力が伴わずめちゃくちゃ弱いんです。さすがヒーロー、時速500kmで走ることができる。だけどあまりに速くて止まることができない。必殺のビームを撃つことができても、自分もその熱をモロにくらって気絶したり。
ほんと、文庫本一巻があっという間。7巻まであるそうなのでぼちぼち読んでいきます。